とおるっち、爆ぜる

オッペケペ

死神とワルツを

「面白くないんよ。」

田舎で飲食店をやってる幼馴染が呟いた。

心底、他人の気持ちがわかったのは人生で初めてかもしれない。

彼は趣味でサーフィンとかキャンプとか色々な遊びをやってるそうなんだが、

全然面白いと思ってないというか思えないんだろうと思う。

凄くわかる。

酒を飲んでも、女を抱いても、

最後に出てくる言葉は

「しょうもないな」

君を口説いて抱いてるくらいなら

家で寝てたら良かったよ。

なにかやるには忙しすぎるし

なにもやらないのは退屈過ぎる

家のベッドで呟く

「帰りテェなぁ」