ちまうんだよ
毎日割り当てられる24時間
仕事に8時間
睡眠に８時間
あと8時間が俺の時間？
夜を盗んじまうんだ。
風を捕まえるんだ。
とにかく24時間じゃたりないんだ。
甘いパンを食べちまうんだ。
とにかくもう。
なんだってやっちまうんだよ。
料理酒をのんぢまう。
練乳をなめちまう。
挿入
仕事が人生にずっぽし挿入ってくる
うーんこれはいけないね。
つまらない。
金よりも時間が、どう考えても大事である。
自分の人生に大切な物をどんどんブラッシュアップしていく。
金が、時間が、
なんかもう死にたいよね。
横になってたい。甘いパンが食べたい。
とにかく得体の知れない何かが
俺の人生に挿入ってくる。
始まりはいつも
公衆便所で初体験したんですよ
出会い系であった女と。
んでもう全然勃たなくて
でも挿れようとして
先っちょしか
入ってないのにカクカク腰振って
２秒くらいで射精したんです
恥かかせやがって。
あの時はアッタマきたよ。
死神とワルツを
「面白くないんよ。」
田舎で飲食店をやってる幼馴染が呟いた。
心底、他人の気持ちがわかったのは人生で初めてかもしれない。
彼は趣味でサーフィンとかキャンプとか色々な遊びをやってるそうなんだが、
全然面白いと思ってないというか思えないんだろうと思う。
凄くわかる。
酒を飲んでも、女を抱いても、
最後に出てくる言葉は
「しょうもないな」
君を口説いて抱いてるくらいなら
家で寝てたら良かったよ。
なにかやるには忙しすぎるし
なにもやらないのは退屈過ぎる
家のベッドで呟く
「帰りテェなぁ」
